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- 当院のこだわり
「子どものためのお医者さん」として、いつも子どもたちに優しい医療を提供したいと願っています。
当クリニックでは、子どもが恐怖心から病院嫌いにならないよう、白衣を着ないで診療を行っています。大切な子どもたちの命と健康を守るために予防接種に力を入れております。
診療で大事にしていること
子どもといえども大人と同じ。その子の個性に寄り添い、一人の人間として向き合います。
1998年、地域の小児医療に貢献したいという思いから当クリニックを開業。以来、「子どもに優しい医療」をモットーに診療に当たっております。小児科は「子どものためのお医者さん」ではありますが、子どもといえども一人の人間です。医師として、その子の個性を受け止め、一人の人として自立心を尊重することを心がけています。
そのため、「子どもを中心に診る」ことを大事にしております。診察の際は、できるかぎり子どもと同じ目線に立ち、言葉が話せる子であれば、まずはその子自身にお喋りしてもらうよう努めています。手を貸すことも優しさですが、子どもの自主性を尊重し、自立性を引き出すお手伝いをする。それも子どもに優しい医療だと考えています。
親御さんに対して気をつけていること
親御さんへの医療教育も小児科の医師の務め。日常のケア方法も丁寧に指導いたします。
当クリニックでは、子どもたちの健やかな成長のために、親御さんへの医療教育も、小児科の大事な務めだと考えています。診療の際、親御さんのさまざまな不安にお答えすると共に、日常の健康管理の仕方、薬の飲み方、病院のかかり方などについて、わかりやすくお話しすることを心がけています。
また、診療の内容においても、しっかりご説明させていただいた上で、適した処置法をご提案することを大事にしています。例えばアレルギーにしても、すぐに血液検査というのではなく、状況をよくお聞きし、その上で検査が必要かどうかを含めて診断し、できるかぎり子どもに優しい医療をご提供できるよう努めています。
子どもが楽しく過ごしやすい空間作り
プレイルームには絵本やおもちゃも用意し、できるだけ病院らしくない雰囲気に。
1998年に開業した際にこだわったのは、子どもが楽しく過ごせるよう、できるだけ病院らしくない雰囲気にすることでした。ただ、当時はなかなかイメージに合うものがなく、この風船の絵を描いた壁紙なども、建築士さんと相談して探し出してきたものです。赤ちゃん用のベッドもオーダーで作っています。
病院が苦手な子でも、おもちゃの国に遊びに来るような感覚で緊張せずに来院してもらえるよう、受付、待合室、トイレも、できるだけ広々と明るくカラフルな雰囲気にし、プレイルームには、絵本やおもちゃも置いています。また、白衣を見ると怖がる子がいるので、診療の際はいつも白衣なしで診療しています。
予防接種を重視する理由
ロタウイルス、おたふくかぜなど子どもの病気を防ぐために、特に予防接種に注力しています。
風邪は予防できませんが、ロタウイルス感染症、おたふくかぜ、麻しん・風しん、B型肝炎などのワクチンで防げる病気は、予防接種が大事。大切な子どもたちの命と健康を守るために、当クリニックは、松戸市の定期予防接種実施医療機関として、乳幼児を含む子どもの予防接種に特に注力しています。
また予防接種の大切さについては、折りに触れ、親御さんにもしっかりご説明しています。予防接種は、当クリニック以外でも受けられますので、受けやすい病院で受けていただくのがお勧めです。なお、どこで受ければよいかわからない場合は、いつでもお引き受けいたしますので、お気軽にお電話でご予約ください。
地域に根ざした小児科を目指して
必要な時に、必要な医療を提供することが医療従事者の義務と心得ています。
当クリニックは1955年に父が小児科を開業し、1998年に改名して私が引き継ぎました。気づけば、開業当時に診ていた子がお母さん、お父さんになり、その子どもたちを診る機会も増えました。父の代からいえば、二代、三代、子どもたちの健やかな成長を見守り続けてきたことになります。そういう意味で、小児科というのは特に地域に根ざした医療だと思います。
「子どもに優しい医療」をモットーに地域の小児医療に携わる中で大事なことは、必要な時に、必要な医療を提供すること。それが、地域に根ざした小児科の義務と考えています。開業以来、ワクチンによる予防接種の普及・推進に注力してきたのも、その考えが根底にあります。